24. お金とは何か?
『 人の役に立ったという証 』
お金は、元々、原始時代の物々交換に始まった物事のやりとりを、狩猟や収穫の時間差があってもできるようにした貝や石などの印で、価値ある物事の提供を受けた後で、それと等価の物事によって、お返しをしますという証だったのではないでしょうか。それを、等価の物事になら何にでも使えるようにしてきたのが、今のお金なのではないでしょうか。
仕事の内容に関係なく、できるだけお金を多く受け取ろうとする人もいますし、素晴らしい仕事をしても、できるだけお金を少なく受け取ろうとする人もおられます。持っているお金の多い少ないが、必ずしもどれだけ人の役に立ってきたのかを表すことにはなりませんが、お金は本来、人の役に立ったという証ではないでしょうか。
どれだけ人の役に立ってきたのかは、自ずと、その人の人柄、言動に現れているのではないでしょうか。
お金を、最も大切なものとして捉えようとすることはないでしょうか。お金を手に入れる為に、 『 本当の自分 』 の 『 本気 』 を、誤魔化そうとすることはないでしょうか。
お金の本来の意味を、より 『 本当の自分 』 として、確認をしておくことは、大切なことではないでしょうか。
Posted by 是澤 静桜 at 12:50